二系統の南葛八十八ヶ所霊場

旧南葛飾郡に開かれた二系統の南葛八十八ヶ所を実際に回っています。

見分け方早分かり
いろは大師(北回り)|大心講|大正14年|一番は奥戸・善紹寺
南回り|弘山講|明治43年ごろ|一番は東小松川・善照寺
「名称について」も読む

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勝養寺

【札所番号】
いろは大師:第四十一番(南宇和郡成妙村大字戸雁・龍光寺の写)
#( )内は『御詠歌集』に従っています。成妙村は「北宇和郡」だそうです。

【札所名】勝養寺(真言宗豊山派

【所在地】

旧地名 葛飾区中原
現在の地名 葛飾区青戸3-25-14

【御詠歌(いろは大師)】
このかみは さんごくるふの みつきやうを まもらせたまう ちかいとぞきく

【いろは大師、次への順路】
三十一番淡の須佐々木金次郎地内へ四丁
# 次の札所、淡の須の三十一番は現在正確な場所が不明です。
 

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勝養寺本堂
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南葛いろは大師第四十一番大師像

 勝養寺は青砥駅の近くで、京成電車の高架際にあります。本堂への階段を上り、入り口の左に大師像があります。歩ける場所が狭いので正面から写真はとれませんでした。台座の前におさい銭箱がありますが、そっとどかしてみると第四十一番と刻まれていました。台座の脇面も見ましたが、造立年はなく、奉納人の方々のお名前が刻まれていました。
 

弘法大師 空海 密教