浄光寺(木下川薬師)
【札所番号】
いろは大師:第三十八番(幡多郡伊佐村・蹉跎山の写)
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【札所名】浄光寺・木下川薬師(天台宗)
【所在地】
旧地名 | 葛飾区上木下川 |
現在の地名 | 葛飾区東四つ木1-5-9 |
【御詠歌(いろは大師38)】
ふだらくや こゝはみさきの ふねのさほ とるもすつるも のりのさだやま
【いろは大師、次への順路】
三十二番真禅寺へ十丁
浄光寺は木下川薬師という呼び方のほうが有名かもしれません。木下川と書いて「きねがわ」と読みます。知らないと読めない難読地名かもしれませんね。さだまさしの『木下川橋』はこのあたりの風景や思い出を歌ったものだそうです。さだまさしは子供の頃にバイオリニストを目指し、長崎の親元を離れて葛飾区内に住んでいました。浄光寺のすぐ裏にある中川中学校はさだまさしの母校だと言うことです。
まったくの偶然なんですが、本場四国の三十八番は蹉跎山補陀落院ですが、蹉跎山は「さださん」と読むそうです。ほんとうにただの偶然なんですが面白いですね。
南葛いろは大師の他の札所と同様、石の大師像が三十八番の台座に座っています。袈裟や前掛けでぐるぐる巻になっているお姿から、参拝する人々のお大師様への気持ちがあふれています。