二系統の南葛八十八ヶ所霊場

旧南葛飾郡に開かれた二系統の南葛八十八ヶ所を実際に回っています。

見分け方早分かり
いろは大師(北回り)|大心講|大正14年|一番は奥戸・善紹寺
南回り|弘山講|明治43年ごろ|一番は東小松川・善照寺
「名称について」も読む

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江戸川区江戸川・真福寺

 江戸川区江戸川・真福寺は南葛「南回り」の第二十三番札所です。南回り固有の大師堂や扁額などは残されていません。


【札所番号】
南回り:第二十三番

【札所名】真福寺真言宗豊山派

【所在地】

現在の地名 江戸川区江戸川4-23-8

【御詠歌(南回り23)】

【南回り次の札所】
第二十四番、江戸川区江戸川・誠心寺

当ブログは二系統の南葛八十八ヶ所めぐりに注目して札所となっているお寺や神社を参拝しています。

「南回り」「いろは大師」という呼称については目次のページをご覧ください。



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江戸川・真福寺山門
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真福寺、本堂
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門前の庚申塔地蔵堂
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地蔵堂内の地蔵尊…お地蔵様ですよね?

 江戸川・真福寺は南葛「南回り」の第二十三番札所なのですが、ここにも南回り固有の大師堂や扁額はありませんでした。

 門前にお堂があり「もしや?!」と思いましたが、中にあるのはお地蔵様と思われる石像で、塩でこすったのかすり減って何だかわからない状態でした。少なくとも弘法大師像ではないです。光背があって、立像なので、地蔵尊馬頭観音青面金剛あたりのどれかで、塩でこすったみたいになってるので、お地蔵様の可能性が高いです。

弘法大師 空海 密教