二系統の南葛八十八ヶ所霊場

旧南葛飾郡に開かれた二系統の南葛八十八ヶ所を実際に回っています。

見分け方早分かり
いろは大師(北回り)|大心講|大正14年|一番は奥戸・善紹寺
南回り|弘山講|明治43年ごろ|一番は東小松川・善照寺
「名称について」も読む

札所一覧(目次)へ

新小岩・照明寺

 新小岩の照明寺は、南葛「南回り」の第七十六番札所とされています。


【札所番号】
南回り:第七十六番

【札所名】照明寺(真言宗豊山派

【所在地】

現在の地名 葛飾新小岩3-19-6

【御詠歌(南回り76)】

【南回り次の札所】
第七十七番、東新小岩・正福寺

当ブログは二系統の南葛八十八ヶ所めぐりに注目して札所となっているお寺や神社を参拝しています。

「南回り」「いろは大師」という呼称については目次のページをご覧ください。



f:id:chinjuh3:20210819144107j:plain
新小岩・照明寺本堂

 新小岩の照明寺は、南葛八十八ヶ所「南回り」の第七十六番札所とされていますが、南回り固有の大師堂や御詠歌の扁額などはありませんでした。


 話は関係ないことにそれるのですが、こちらのお寺、初めて参拝したのに「このたたずまいは完全に知ってる…でも、なぜ…?!」というデジャヴ感に襲われまして、もしや前世で来たことがあるのかしら、などと信じそうになりましたが、よくよく考えてみたら、葛飾区鎌倉の浄光院に本堂の形がそっくりで、向かって右手に墓地、左手に寺務所(というかお坊さんがお住まいの家)があるという配置も似てました。ただし、浄光寺は本堂が鉄筋コンクリート造りですね^-^;

弘法大師 空海 密教