二系統の南葛八十八ヶ所霊場

旧南葛飾郡に開かれた二系統の南葛八十八ヶ所を実際に回っています。

見分け方早分かり
いろは大師(北回り)|大心講|大正14年|一番は奥戸・善紹寺
南回り|弘山講|明治43年ごろ|一番は東小松川・善照寺
「名称について」も読む

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江戸川区江戸川・円照寺

 江戸川区江戸川・円照寺は南葛「南回り」の第二十五番札所ですが、南回り固有の大師堂や扁額などは残されていません。


【札所番号】
南回り:第二十五番

【札所名】円照寺(新義真言宗

【所在地】

現在の地名 江戸川区江戸川3-43-9

【御詠歌(南回り25)】

【南回り次の札所】
第二十六番、江戸川区江戸川・金蔵寺

当ブログは二系統の南葛八十八ヶ所めぐりに注目して札所となっているお寺や神社を参拝しています。

「南回り」「いろは大師」という呼称については目次のページをご覧ください。


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江戸川・円照寺の山門
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江戸川・円照寺、本堂

 江戸川・円照寺は南葛八十八ヶ所「南回り」の第二十五番札所ですが、南回り固有の大師堂や扁額などはありませんでした。南回りの札所には何も残っていない事のほうが多いです。

 昭和51年版の『江戸川区史』によれば、こちらのお寺の御本尊様は木造の不動明王立像とのことです。今井の赤門寺と呼ばれていたことがあるそうですが、山門が赤く塗られていたことがあるのでしょうか?

弘法大師 空海 密教