二系統の南葛八十八ヶ所霊場

旧南葛飾郡に開かれた二系統の南葛八十八ヶ所を実際に回っています。

見分け方早分かり
いろは大師(北回り)|大心講|大正14年|一番は奥戸・善紹寺
南回り|弘山講|明治43年ごろ|一番は東小松川・善照寺
「名称について」も読む

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北葛西・安楽寺

 北葛西・安楽寺は南葛「南回り」の第八番札所とされています。



【札所番号】
南回り:第八番

【札所名】安楽寺(浄土宗)

【所在地】

旧番地等 江戸川区宇喜田1220
現在の地名 江戸川区北葛西1-25-16

# 旧番地等は昭和51年版の『江戸川区史』に載っている所在地です。

【御詠歌(南回り08)】

【南回り次の札所】
第九番、北葛西・法蓮寺

当ブログは二系統の南葛八十八ヶ所めぐりに注目して札所となっているお寺や神社を参拝しています。

「南回り」「いろは大師」という呼称については目次のページをご覧ください。


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北葛西・安楽寺

 北葛西・安楽寺は南葛八十八ヶ所「南回り」の第八番札所とされていますが、境内に弘法大師霊場にまつわるものはありませんでした。

 こちらは昭和28年の火災で鐘楼門を残して焼けてしまったということです。昭和51年版の『江戸川区史』によると、本堂は昭和48年に再建されたものとのこと(そのあと建て直されていなければってことですが)。

弘法大師 空海 密教