東葛西・清光寺
東葛西・清光寺は南葛「南回り」の第十七番札所とされています。何に属するかわからない二十六番でもあります。
【札所番号】
南回り:第十七番
【札所名】清光寺(浄土宗)
【所在地】
旧番地等 | 江戸川区長島町118 | |
現在の地名 | 江戸川区東葛西3-3-16 |
# 旧番地等は昭和51年版の『江戸川区史』に載っている所在地です。
【御詠歌(南回り17)】
【南回り次の札所】
第十八番、東葛西・正円寺(正圓寺)
当ブログは二系統の南葛八十八ヶ所めぐりに注目して札所となっているお寺や神社を参拝しています。
「南回り」「いろは大師」という呼称については目次のページをご覧ください。
▲この柱状台座の向かって右面には「世話人一同」、左面には「昭和廿六年四月建立/長島老母中」と刻まれている。その上の平たい台座には「第廿六番」とある。
この大師像は、おそらくは近隣のお寺にある昭和8年ごろに作られたものと同じシリーズなんだとは思うんですが、造立年が昭和26年と少し新しいためはっきりしません。おそらくは何かの理由で破損したものを戦後作り直したのではないかと思います。>謎の札所(葛西〜船堀地区に集中)のリスト - 二系統の南葛八十八ヶ所霊場
なお、当ブログで注目している南葛八十八ヶ所「南回り」ならば番号は第十七番なので、このお大師様は別の霊場巡りのものです。「南回り」関連のものはこのお寺にもありませんでした。
▲清光寺の門前で北を見ると、道の突き当たりに見えているのが次の札所の正円寺です。