原神社内(発見できず)
【札所番号】
いろは大師:第三十九番(幡多郡半田村大字中山・延光寺の写)
#( )内は『御詠歌集』に従っています。正しくは「平田村」
【札所名】原神社内(原稲荷神社)
【所在地】
旧地名 | 葛飾区原 |
現在の地名 | 葛飾区東立石4-39-8 |
【御詠歌(いろは大師39)】
なむやくし しよびやうしつぢよの ぐわんなれば まいるわがみを たすけたまへよ
【いろは大師、次への順路】
三十五番宅地添えへ五丁半
『御詠歌集』には「三十九番 葛飾区原(東立石四丁目)原神社内」とあり、この住所で、次の三十五番への距離などから考えても原稲荷神社なのではないかと思うのですが、境内をくまなく探したものの大師堂や大師像のようなものは発見できませんでした。
境内に神社の由緒が刻まれた石碑がありましたが、昭和七年に本殿を建てなおしたことは書かれていましたが、神社自体が移動したような話はありませんでした。
とはいえ、古い地図を見ると、戦前の原稲荷神社は今より境内地が少し広かったみたいに見えるので…ひょっとすると神社の外の路辺にお堂があるんじゃないだろうかと首を捻っています。
原稲荷神社の周辺で三十九の台座に座ったお大師様を見た方はいらっしゃいませんかー?