二系統の南葛八十八ヶ所霊場

旧南葛飾郡に開かれた二系統の南葛八十八ヶ所を実際に回っています。

見分け方早分かり
いろは大師(北回り)|大心講|大正14年|一番は奥戸・善紹寺
南回り|弘山講|明治43年ごろ|一番は東小松川・善照寺
「名称について」も読む

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船堀・光明寺

 船堀・光明寺は南葛「南回り」の第六番とされています。また昭和初期に作られた別の霊場巡りの札所でもあります。



【札所番号】
南回り:第六番

謎(葛西):台座が欠けているため番号は不明

【札所名】光明寺真言宗豊山派

【所在地】

現在の地名 江戸川区船堀6-8-18

【御詠歌(南回り06)】

【南回り次の札所】
第七番、船堀・法竜寺(法龍寺)

当ブログは二系統の南葛八十八ヶ所めぐりに注目して札所となっているお寺や神社を参拝しています。

「南回り」「いろは大師」という呼称については目次のページをご覧ください。



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船堀・光明寺、本堂
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光明寺大師堂
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堂内には大師像が二体。向かって左の像が昭和初期の霊場巡りのもの。

 船堀・光明寺は南葛八十八ヶ所「南回り」の第六番札所とされていますが、南回り固有のものはなさそうでした。境内の大師堂には番号付きの大師像がありますが、これは葛西地域に点在している昭和初期の霊場巡りのものです。台座が欠けてしまっているため何番なのかはわかりません。# リストを作りました>
謎の札所(葛西〜船堀地区に集中)のリスト - 二系統の南葛八十八ヶ所霊場

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左の大師像、番号の台座が欠けてしまっている。
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光明寺の通用門。七番の法竜寺の通用門を出ると道のすぐ向こう側にあるのがこの門。
弘法大師 空海 密教